根管内の破折器具を除去した症例1

根管治療では治療に使用する金属製の器具が破折する場合があります。

マイクロスコープ無しで除去するのは大変困難ですし、リスクが高い処置になってしまいます。

根管治療前

レントゲンで白い筋状に見えるものが破折した器具です。

弱い痛みが持続的に存在し、歯を叩いた時の痛みもありました。

破折ファイル

マイクロスコープと超音波器具を用いて取り除きました。

3-4mmのとても小さく細い金属片です。

根管治療後

破折器具を除去後、痛みは無くなり、2本あった根管に詰め物(根管充填)をしました。

神経の管が見つけにくかった症例1

虫歯の状態、年齢によって根管が見つからずに治療が困難な場合があります。

位置に関する知識を元に、顕微鏡で探すことで見つけられます。

根管治療前

大きな虫歯が長期間存在したことによって、神経の管が狭窄しています。

紹介元の歯科医院では発見できず、穿孔を起こしたため、歯の分岐部に黒い影(病変)が出来ています。

根管治療後

神経を3本発見し、治療を行ったのちに、穿孔部も封鎖しました。

根管治療後

6ヶ月後、分岐部の病変が改善しています。

分岐部の病変が治癒した症例1

奥歯の分岐部の黒い影(分岐部病変)は歯周病学的に非常に大きな問題となります。

根管治療によるアプローチだけで改善する場合もあります。

根管治療前

2本ある歯根の分岐部に黒い影(病変)が認められます。

歯ぐきに膿の出口があり、叩いた時の痛みがありました。

(左に写っている親知らずと隣の奥歯は患者さんと相談の上、抜く方針となりました。)

根管治療後

歯に穴が空いている(穿孔)部分が存在し、その部分の清掃・消毒を行い穴を埋めました。

痛みと膿の出口は改善しました。

根管治療後

1年2ヶ月後、分岐部に骨が再生しているのが認められます。

材料が根管外に出ている症例1

根の外に材料が出ている場合、外科的な対応が必要になることがあります。

根管内から根の外に出ている材料を取り除くことで、非外科的な根管治療だけで、治療する事が可能です。

根管治療前

白い根充材が根の先から飛び出している事が分かります。

 歯ぐきに膿の出口が出来ていました。

根管治療中

マイクロスコープと専用の器具を用いて、根管外に出ていた材料を取り除きました。

膿の出口は消えました。

根管治療後

根管が太く、通常の根充材では緊密に充填できないため、専用のセメントで根管充填を行いました。

根管治療後

1年1ヶ月後、根の先の組織が再生してきている事が分かります。

お知らせ

ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

「困ったときの歯医者さん選び 広島(南々社)」という本において根管治療の解説をさせていただき、頼りたい歯医者さんとしても紹介していただきました。